武衛山は、標高321mの越前市東部に位置する里山であり、室町時代に築城された武衛山城跡があることから、堀切や土塁が残っています。また、登山口には万葉集ゆかりの和風庭園である「万葉の里 味真野苑」があります。
山頂までは主に尾根沿いのコースとなっており、眺望が開けた場所にはベンチが設置されていることから、眼下に広がる景色を楽しみながら登ることのできる山です。
基本情報
目的地(標高) | 駐車場(標高) | 駐車場からのコースタイム(高低差) |
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武衛山(321m) | 万葉の里 味真野苑 約50台(54m) | 約1時間10分(267m) |
トイレ | 危険箇所 | 目的地のアンテナ(NTTドコモ) |
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駐車場(男女別) | 特になし | 4/4 |
登山者は、比較的少ない山となっています。
駐車場
「万葉の里 味真野苑」に、駐車場があります。
駐車場には、男女別のトイレが整備されています。
登山口は「万葉の里 味真野苑」の敷地内にあるため、登山の前後に庭園や施設を楽しむのも一興です。
コースマップ
山頂までのコース・景色
「万葉の里 味真野苑」の扉が閉まっている場合、開けて入れます。
敷地内の奥の方へ進みます。
登山口には、分かりやすい看板が立っています。
山際には、獣害対策の電気柵があるため、触れないよう注意して通りましょう。
しばらくは、アスファルトの階段が続きます。
分岐があるため、右手に進みます。
しばらく進むと倶利古曽山があり、展望台や屋根付きのベンチがあります。
倶利古曽山の展望台からも、眼下に広がる街並みを見ることができます。
倶利古曽山の奥に、登山道が続いています。
別の登山口との合流地点です。山頂へは、左手に進みます。右手は、二の砦跡、一の砦跡を経て、ふもとの霊泉寺につながります。
登っていて気持ちの良い尾根沿いの道が始まります。
武衛山城の三の砦跡があります。
左右の開けた尾根沿いの道を、アップダウンしながら進みます。
振り返ると、標高がかなり上がったことが分かる景色になってきます。
分岐がありますが、山頂へは右手に進みます。
気持ちの良い尾根沿いの道がまだまだ続きます。
「最大の難所」という看板の掲げられた急登が現れますが、階段やロープが整備されているため、登りやすいです。
目の前の木々が開けてくると、山頂はもうすぐです。
武衛山に到着です。休憩できるベンチが多く設置されています。
山頂からは、絶景が広がります。正面に越前市の街並みが広がり、左手には日野山がそびえ立っています。
山頂には、武衛山城跡であったことを示す看板があります。
山頂を示す石碑がありますが、三角点は登山道の少し奥にあります。
山頂から奥に進みます。
右側に、三角点が看板と併せて設置されています。
ここからさらに奥は、太平山や唐木岳へ続く登山道となっています。
最後に
ごみは持ち帰るなどのマナーを守り、安全に気を付けて登山を楽しみましょう。
山の最新の情報は、登山の投稿サイトなどで直前に確認しておくと安心です。