冠山(福井県池田町)はどうやって登山するの?駐車場・トイレや景色、コースなどを案内します

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冠山は、福井県と岐阜県にまたがる標高1,256mの山であり、「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれるとともに、日本山岳会によって「日本三百名山」にも選定されています。

山容が特徴的な烏帽子型をしていることが名前の由来となっており、「福井のマッターホルン」とも呼ばれるその山頂からは、360度を見渡せる絶景が広がります。

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基本情報

目的地(標高)駐車場(標高)駐車場からのコースタイム(高低差)
冠山(1,256m)冠山峠 約30台(1,047m)約1時間30分(209m)
トイレ危険箇所目的地のアンテナ(NTTドコモ)
冠山峠(男女共用)山頂 手前の岩場0/4
2024年9月時点

登山者は、比較的多い山となっています。

冠山は山岳地帯に属するため、里山(低山)における通常の装備に加え、天気予報が晴れであってもレインウェア(防水ジャンパーなど)があると安心です。
また、山頂の手前付近は急斜面の岩場となっているため、グローブ(軍手など)があると登りやすくなります。

駐車場までの道のり

林道に入る前に立ち寄れる施設として「道のオアシス フォーシーズンテラス」があります。営業時間は午前9時から午後5時ですが、トイレは24時間利用可能であり、自動販売機もあります。(定休日は毎週木曜日)

福井方面から向かう場合、冠山トンネルの手前で左折します。岐阜方面からの場合は、冠山トンネルを抜けて、すぐに右折となります。

冠山峠へ向かうための林道冠山線は、冬季に通行止めとなるなど、通行規制のかかる場合があります。最新の情報は、池田町公式サイトにてご確認ください。
また、道路上には石や岩、木片などが落ちていることがあるため、運転に注意してください。

駐車場

30分ほど林道を走ると、冠山峠に到着します。路肩に登山者用の駐車場があります。

岐阜方面は通行止めとなっているため、冠山峠へ行くには、福井から林道冠山線を通るアクセスのみとなっています。(2024年9月時点)

冠山峠からは、冠山の特徴的な山容を見ることができます。

冠山へ向かう登山道の逆側には、金草岳へ向かう登山道もあります。

また、冠山へ向かう登山道の逆側には、トイレもあります。古いですが、使用可能です。

山頂までのコース・景色

たくさんの石碑の横から、登山スタートです。

尾根沿いの道を進みます。なお、アップダウンがあるため、高低差よりも負担を感じます。

時折、冠山を視界に捉えることができます。

右手には、岐阜方面の山々や林道が見えます。

冠山が少しずつ近づいてきます。

より近づくと、山容が変わってきます。

目の前に冠平が見えてくると、道が分岐します。真っ直ぐ進むと冠平に、右手に進むと山頂に向かいます。

まずは、冠平に到着です。大きく開けたスペースがあります。

ベンチなどの座る場所はないため、休憩する予定の場合、レジャーシートがあると便利です。

冠平からも絶景が広がります。北側の方面には、部子山銀杏峯があります。

振り返ると、冠山がそびえ立っています。

山頂へ向かう道に進みます。

急斜面の岩場が現れますので、充分に注意して登りましょう。

振り返ると、冠平が見えます。

急斜面の岩場がさらに続きますので、充分に注意して登りましょう。

山頂に到着です。あまり広いスペースはありません。

冠山の石碑と三角点があります。また、座れる高さぐらいの岩もあるため、休憩できます。

山頂からは、360度見渡せる絶景が広がります。東側方面には能郷白山が、北東方面には荒島岳白山(写真では雲の中)が、北側方面には部子山銀杏峯が、西側方面には金草岳や街並みまでが見通せます。

南側方面には、日本一の総貯水量を誇る徳山ダムが見えます。

山頂からも冠平を見下ろせます。

山頂の逆側(西側)にも、少し開けているスペースがあります。

ここからは、歩いてきた稜線や街並みが見えます。

最後に

ごみは持ち帰るなどのマナーを守り、安全に気を付けて登山を楽しみましょう。

山の最新の情報は、登山の投稿サイトなどで直前に確認しておくと安心です。