福井県越前市（旧：武生市）は、2024年に放送される大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部が、平安京以外で唯一暮らしたことのある場所とされています。
越前国司の父と共に、越前国府（越前市）で滞在した期間は1年余りですが、その暮らしは後に執筆する「源氏物語」にも影響を与えたと言われています。
ここでは、その越前市において、紫式部にゆかりのある施設や場所を紹介します。
大河ドラマ館「しきぶきぶんミュージアム」
「しきぶきぶんミュージアム」には、衣装や小道具、限定映像を見ることのできる「光る君へ 越前 大河ドラマ館」や、紫式部が暮らした越前の文化や歴史を紹介する展示「越前歴史展示」、お土産やグッズを購入できる物販販売所「光る越前SHOP」が設置されます。
「しきぶきぶんミュージアム」は2024年2月23日から同年12月30日までです。
| 住所 | 開館時間 | 休館日 | 入館料（大河ドラマ館） |
|---|---|---|---|
| 越前市高瀬2丁目27-7-1 （武生中央公園 屋内催事場「まさかりどんの館」） | 午前9時～午後5時（最終入場 午後4時30分） | なし | 大人600円、小人（小・中学生）200円、未就学児 無料 |
「しきぶきぶんミュージアム」の最寄り駅や駐車場などの詳細は、以下のページにまとめています。
紫式部公園
約3,000坪という広大な敷地に平安時代の庭園を再現した、全国で唯一の寝殿造庭園を有する公園となっています。
公園内には、京の都の方を向いて立つ紫式部像や、紫式部が詠んだ歌の石碑などが設置されています。
| 住所 | 多目的トイレ | 入園料 |
|---|---|---|
| 越前市東千福町20-369 | ○ | 無料 |
紫式部公園の最寄り駅や駐車場などの詳細は、以下のページにまとめています。
紫ゆかりの館
2021年にリニューアルした、紫式部が越前市で過ごした時間を体感できる資料館です。
紫式部の心模様をたどれる几帳風のグラフィックや絵巻物風の映像、姫君のタイプを診断できる性格診断のゲームなどのほか、企画展示や期間限定の催しなども行っています。
| 住所 | 開館時間 | 休館日 | 入館料 |
|---|---|---|---|
| 越前市東千福町21-12 | 午前9時～午後5時 | 月曜日（月曜日が祝日の場合は翌日）、年末年始（12月29日～1月3日） | 無料 |
紫ゆかりの館の最寄り駅や駐車場などの詳細は、以下のページにまとめています。
武生公会堂記念館
武生公会堂記念館は、昭和初期の代表的な洋風建築物であり、昭和9年から同30年までは町役場（市役所）として、その後は公会堂として利用され、平成7年に記念館として生まれ変わりました。
常設展「紫式部と越前国府」において、紫式部や「源氏物語」、紫式部の住んだ越前国府について紹介しているほか、紫式部関連の企画展を行っている場合もあります。
| 住所 | 開館時間 | 休館日 | 入館料 |
|---|---|---|---|
| 越前市蓬莱町8-8 | 午前10時～午後6時（最終入館 午後5時30分） | 月曜日（祝日は除く）、祝日の翌日（土・日曜日は除く）、年末年始（12月28日～1月4日） | 無料（常設展） |
- 武生駅から徒歩で約5分です。
- 無料の駐車場（31台）があります。
総社大神宮
総社大神宮は、国司の巡拝、奉幣のために神々を一社にまとめて創建された神社であり、この神社の存在が、越前市に国府があったことを示す根拠の一つとなっています。
境内には、越前国府の石碑があるほか、紫式部をイメージする「藤の花」と越前市の花「菊の花」の切り絵をあしらった紫式部の御朱印が枚数限定で頒布されています。
| 住所 | 電話番号 | 拝観 | 駐車場 | トイレ | 自動販売機 |
|---|---|---|---|---|---|
| 越前市京町1丁目4-35 | 0778-22-1127 | 自由 | 約20台（境内） | あり | あり |
- 武生駅から徒歩で約10分です。
- 無料の駐車場（約20台）があります。
本興寺
法華宗真門流の本山級の寺院で、5つの塔頭のある大きな寺です。境内は越前国府跡という説があります。
また、境内には、紫式部が植えたという伝説の残る梅の木があるほか、越前国府の正確な位置を突き止めるための発掘調査も行われています。
| 住所 | 電話番号 | 拝観 | 駐車場 | トイレ | 自動販売機 |
|---|---|---|---|---|---|
| 越前市国府1丁目4-13 | 0778-22-2107 | 自由 | 約20台（境内） | あり | なし |
- 武生駅から徒歩で約10分です。
- 無料の駐車場（約20台）があります。
越前市および周辺市町の観光地・エリア情報
紫式部にゆかりのある施設や場所のほか、本サイトにおいて、越前市や周辺市町の観光地・エリア情報も掲載していますので、よろしければ併せてご覧ください。
いくつかの施設や場所、観光地に行く予定であれば、レンタカーが便利です。
