三床山は、鯖江市と越前町にまたがる標高279mの里山であり、南北朝時代に築城された三床山城跡の堀切や郭群などの遺構が残っています。
登山道の整備が行き届いていることから、登山者の人気が高い山となっており、山頂からはパノラマの展望が広がります。
コースは複数ありますが、ここでは、最も人気のある石生谷トンネルコースと、登山口にトイレがあり山頂まで最短で登れる佐々生コースを掲載します。
コースマップ


佐々生コース
基本情報
目的地(標高) | 駐車場(標高) | 駐車場からのコースタイム(高低差) |
---|---|---|
三床山(279m) | 宇田生活改善センター 約10台(19m)ほか | 約50分(260m) |
トイレ | 危険箇所 | 目的地のアンテナ(NTTドコモ) |
---|---|---|
宇田生活改善センター(男女共用) | 特になし | 4/4 |
登山者は、多い山となっています(他のコースから登る人もいます)
駐車場

宇田生活改善センターの横に、砂利の駐車場があります。

宇田生活改善センターには、外側から入れるトイレ(男女共用)が付設されています。

宇田生活改善センターの横から、ショートカットをして佐々牟志神社の境内で合流する道もあります。

宇田生活改善センターのすぐ近くにも、登山者用の駐車場があります。
コース・景色

登山口は、佐々牟志神社にあります。

佐々牟志神社の左奥に、登山道が続いています。

山中への入口には、石碑や看板があります。

つづら折りの登山道を進みます。

しばらく進むと、秋葉神社があります。

尾根沿いの道を進みます。

途中からは、階段のある斜面になります。

そのまま進んでいくと、石生谷トンネルコースと合流します。山頂は左手です。続きはこちら。
石生谷トンネルコース
基本情報
目的地(標高) | 駐車場(標高) | 駐車場からのコースタイム(高低差) |
---|---|---|
三床山(279m) | 登山口 約5台(60m)ほか | 約1時間10分(219m) |
トイレ | 危険箇所 | 目的地のアンテナ(NTTドコモ) |
---|---|---|
なし | 特になし | 4/4 |
登山者は、多い山となっています(他のコースから登る人もいます)
駐車場

登山口の近くに駐車スペースがあります。

登山口から400mほど離れた道路沿いにも、ポケットパークという駐車場があります。

ポケットパークの近くの、石生谷町公民館の横にも登山者用の駐車場があります。
コース・景色

登山口には害獣対策の扉がありますが、取っ手で開閉が可能です。通った後には必ず閉めましょう。

しばらくは舗装された道を進みます。

尾根沿いの登山道の手前で、舗装された道は終わります。

漆原コースと合流します。山頂へは、右手に進みます。また、直進は石生谷トンネルの逆側から登るコースにつながっています。

左右が開けた、気持ちの良い尾根沿いの道を進みます。

山頂までの登山道のほとんどは、尾根沿いの道となっています。

途中、石生谷林道コースと合流します。

人や馬の進入を妨げる堀切です。

登山道から離れたところに千畳敷跡があります。

堀切と、城への進入口にあたる虎口があります。

山頂の手前で、佐々生コースと合流します。

山頂に到着です。
山頂の景色

山頂には、城の内部を堀などで区画した郭群があります。

御床岳社の祠があります。

三角点は、看板から少し離れたところにあります。

休憩や食事のできるベンチやテーブルが多く設置されています。






山頂からはパノラマの絶景が広がり、福井ふるさと百景ビューポイントにもなっています。正面に鯖江市や越前市の街並みが見渡せ、白山、文殊山、荒島岳、部子山、日野山や鬼ヶ岳など数多くの山を見ることができます。

山頂の西側にも、展望スポットがあります。和田コースや西大井コースにつながっています。

ベンチの設置されている展望スポットです。

木の隙間から、越前町の街並みや越知山を見ることができます。
最後に
ごみは持ち帰るなどのマナーを守り、安全に気を付けて登山を楽しみましょう。
山の最新の情報は、登山の投稿サイトなどで直前に確認しておくと安心です。