西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳(福井県敦賀市・美浜町)はどうやって登山するの?駐車場・トイレや景色、コースなどを案内します

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敦賀市と美浜町にまたがる標高764mの西方ヶ岳は、露出した花崗岩が特徴的な山であり、山頂や道中には、海や海越しの山々を望むことのできる展望スポットが数多くあります。敦賀市を代表する三つの山の総称「敦賀三山」の一つです。

標高685mの蠑螺ヶ岳とともに敦賀半島を形成しており、「北陸のハワイ」と呼ばれている水島の透明度の高い水質と白砂の美しさを眼下に楽しむことができるほか、縦走路には美しいブナ林も広がっています。

コースは、常宮神社を起点とした岩盤が目立つ登山道である常宮コースと、水島の対岸付近を起点に蠑螺ヶ岳やカモシカ台を経由して西方ヶ岳へ至る浦底コースの2つとなっています。

全ての見どころを回るには、常宮コースから浦底コースへ縦走するコースか、その逆のコースがおすすめです。その場合、海沿いの車道を6km以上移動する必要があるため、徒歩、自転車デポ、自動車2台使用のほか、敦賀市コミュニティバス 常宮線(1日3本のみ)といった選択肢があります。

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常宮コース

基本情報

目的地(標高)駐車場(標高)駐車場からのコースタイム(高低差)
西方ヶ岳(764m)
蠑螺ヶ岳(685m)
常宮神社 約10台(1m)約2時間40分(763m)
約3時間30分(684m)
トイレ危険箇所目的地のアンテナ(NTTドコモ)
常宮小学校(仮設)特になし西方ヶ岳1/4、蠑螺ヶ岳2/4
2025年10月時点

登山者は、比較的少ない山となっています(他のコースから登る人もいます)

登山道の途中には、岩場となっているところがあるため、グローブ(軍手など)があると登りやすくなります。

駐車場・バス停

常宮神社の道路沿いに、約10台駐車可能なスペースがあります。使用する場合は、神社への御志を忘れないようにしましょう。

常宮神社の道路沿い以外の駐車場は、参拝者専用となっています。

常宮神社氣比神宮の奥宮とされており、安産の神様として親しまれています。また、舞殿からは、美しい海を臨むことができます。

常宮神社の南側には、休校中の常宮小学校があり、公衆用の仮設トイレが使用可能です。

近くには、敦賀市コミュニティバス 常宮線の「常宮」停留所があります。

登山口へは、集落の中の看板を目印に向かいます。

コース・景色

「西方ヶ岳頂上」の看板から、登山開始です。

木々がトンネルのようになっている場所から、山に入ります。

看板のある分岐は、左手に進みます

序盤は、階段になっている登山道を進みます。

鉄塔の巡視路と交わりますが、直進します。

徐々に、岩場のある登山道に変わっていきます。

最初の展望スポットである、奥の院展望所に到着です。岩の上からは、敦賀湾や敦賀市の市街地が望めます。

再び、鉄塔の巡視路と交わりますが、直進します。

気持ちの良い尾根沿いの登山道を進みます。

三度、鉄塔の巡視路と交わりますが、直進します。

岩盤の登山道となっているところもあります。

しばらくすると、銀命水があります。

岩盤の登山道が続きます。滑りやすくなっているところもあるため、注意しましょう。

次の展望スポットであるオウム岩に到着です。岩の上からは、敦賀市の市街地や野坂岳が見えます。

登山道の植生がブナに変わっていきます。

木々の間から、水島が見える場所もあります。

西方ヶ岳の山頂手前には、急登があります。

西方ヶ岳の山頂に到着です。山頂の景色はこちら
また、カモシカ台は、山頂から浦底コースの方へ20分ほど移動したところにあるため、足を延ばすことをおすすめします。カモシカ台の景色はこちら
なお、西方ヶ岳から蠑螺ヶ岳までのコースタイムは、約50分となります。

浦底コース

基本情報

目的地(標高)駐車場(標高)駐車場からのコースタイム(高低差)
蠑螺ヶ岳(685m)
西方ヶ岳(764m)
敦賀半島トンネル 東口付近 約10台(56m)ほか約2時間20分(629m)
約3時間10分(708m)
トイレ危険箇所目的地のアンテナ(NTTドコモ)
なし特になし蠑螺ヶ岳2/4、西方ヶ岳1/4
2025年10月時点

登山者は、比較的少ない山となっています(他のコースから登る人もいます)

駐車場・バス停

敦賀市の市街地から福井県道141号を通って敦賀半島の先端に向かうと、浦底の集落に入ってすぐのところに、敦賀市コミュニティバス 常宮線の「浦底」停留所があります。

「浦底」停留所から登山口へは、さらに敦賀半島の先端方向に進みます。
徒歩の場合、T字路は直進しても左折しても登山口に着きますが、自動車の場合、駐車スペースへ行くには左折します。

徒歩でT字路を直進した場合、看板に従って、登山口に向かいましょう。

T字路を左折してしばらく進んだところにある、山に入っていく細い道が登山口に続いています。

山に入っていく細い道を一旦通り過ぎると、幹線道路沿いの路肩に2台ほど駐車できるスペースがあります。

幹線道路をさらに進むと、敦賀半島トンネルがあり、出入口手前の広い路肩に、左右併せて10台ほどの駐車スペースがあります。

山に入っていく細い道は、かなりの悪路です。SUVのような車種以外は、通らない方が無難です。

細い道を約200m進むと、登山口の手前に3台ほどの駐車スペースもあります。

コース・景色

駐車スペースの奥に、登山口があります。

登り始めは、非常に滑りやすい道となっているため、注意しましょう。

鉄塔の巡視路と交わりますが、直進します。

渡渉するポイントもあります。

しばらく進むと、水島ビューポイントがあり、木々の間から水島が見えます。

距離の目安となる看板が、山中には設置されています。

登山道には、岩を階段のようにして進むところもあります。

しばらくすると、長命水が少し下ったところにあります。

ブナ林の中や巨岩の間を進んでいきます。

アップダウンしながら進むと、一枚岩展望所があります。

一枚岩展望所から見えるのは、まさに絶景です。眼前には日本海敦賀湾が広がり、そこに浮かぶ水島も目に飛び込みます。
また、海越しの白山をはじめ、鬼ヶ岳日野山部子山も望むことができます。

巨岩のすぐそばを通るポイントもあります。

蠑螺ヶ岳の山頂に到着です。

山頂には、標識や三角点のほか、座ることのできる岩があります。

また、蠑螺ヶ岳の山頂からは、敦賀湾や海越しの白山をはじめ、鬼ヶ岳日野山部子山も望むことができます。

絶景ポイントが、山頂から敦賀湾の方向へ下る急な道の先にありますが、時期によっては藪が茂っているため、向かう際には注意しましょう。

西方ヶ岳へつながる縦走路が、南方向に続いています。

尾根沿いの美しいブナ林を進みます。

しばらくすると分岐があり、標識の方向へ200mほど進むと、カモシカ台があります。

カモシカ台は開けた広場となっており、巨岩のほか、座ることのできる岩もあるため、休憩するのに適しています。

カモシカ台からは、絶景が広がります。眼前には日本海敦賀湾のほか、海越しの白山鬼ヶ岳、日野山部子山を望むことができ、見通しが良ければ福井平野も見えます。
また、南東方面には伊吹山が見え、さらには、山域の展望スポットで唯一、西側方面の若狭湾青葉山が望める場所でもあります。

南側方面には、西方ヶ岳が見えます。

カモシカ台を後にし、南方向の西方ヶ岳へ進みます。

途中、敦賀市の市街地や伊吹山が見える場所もあります。

西方ヶ岳の山頂手前に分岐があり、右手に50mほど進んだところに三角点があります。左手に進むと、山頂に到着です。

西方ヶ岳 山頂の景色

西方ヶ岳の山頂は広場になっており、標識のほか、座れる高さぐらいの岩があります。

広場には、かもしか荘という避難小屋があります。

眺め岩という展望スポットが、広場のすぐ近くにあります。

眺め岩からは絶景が広がります。眼前には日本海敦賀湾が広がり、そこに浮かぶ水島も視界に入ります。
北側方面のカモシカ台や蠑螺ヶ岳をはじめ、海越しの白山鬼ヶ岳日野山部子山を望むことができ、見通しが良ければ福井平野も見えます。また、南東方面には伊吹山もあります。

かもしか荘の左奥に、三角点やカモシカ台、蠑螺ヶ岳に向かう登山道が続いています。

すぐに分岐があり、左手に50mほど進んだところに三角点があります。右手はカモシカ台、蠑螺ヶ岳への縦走路となっています。

三角点や標識のある場所に到着です。なお、この場所からの展望はありません。

最後に

ごみは持ち帰るなどのマナーを守り、安全に気を付けて登山を楽しみましょう。

山の最新の情報は、登山の投稿サイトなどで直前に確認しておくと安心です。