取立山(福井県勝山市)はどうやって登山するの?駐車場・トイレや景色、コースなどを案内します

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取立山は、福井県と石川県にまたがる標高1,307mの山であり、恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークや奥越高原県立自然公園に位置しています。

水芭蕉の群生地として知られており、シーズンの5月頃には多くの登山客でにぎわうほか、山頂からは白山のそびえ立つ姿が目の前に見えます。

コースは、大滝、こつぶり山と水芭蕉群生地を経由する大滝コースと、最短で山頂まで登れる取立山コースの2つとなっています。

全ての見どころを回るには、大滝コースから取立山コースへ周回するコースか、その逆回りのコースがおすすめです。

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駐車場までの道のり

林道に入る前に立ち寄れるトイレが、国道157号線沿いにあります。

福井方面から向かう場合、「東山いこいの森」や「取立山登山口」の看板がある道へ右折します。

登山口へ向かうための林道取立山線は、冬季に通行止めとなるなど、通行規制のかかる場合があります。最新の情報は、勝山市公式サイトにてご確認ください。
また、道路上には石や岩、木片などが落ちていることがあるため、運転に注意してください。

林道の途中には料金所があります。通行料は、乗用車1台500円となっています。

料金所の近くには、仮設トイレもあります。

駐車場

10分ほど林道を走ると、登山口の駐車場に到着します。

駐車場には、登山届ボックスやベンチがあります。

コースマップ

大滝コース

基本情報

目的地(標高)駐車場(標高)駐車場からのコースタイム(高低差)
取立山(1,307m)登山口 約80台(866m)約2時間20分(441m)
トイレ危険箇所目的地のアンテナ(NTTドコモ)
避難小屋(男女共用)大滝 付近の岩場3/4
2024年9月時点

登山者は、比較的多い山となっています(他のコースから登る人もいます)

取立山は山岳地帯に属するため、里山(低山)における通常の装備に加え、天気予報が晴れであってもレインウェア(防水ジャンパーなど)があると安心です。
また、大滝付近は滑りやすい岩場となっているため、グローブ(軍手など)があると登りやすくなります。

コース・景色

大滝コースは、看板を左に進みます。

しばらくは、平坦な登山道が続きます。

整備された階段などもあります。

しばらく進むと、大滝が見えてきます。

大滝は滝壺まで降りられます。

落差30mの大滝は大迫力です。山々の景色ではありませんが、これも絶景です。

登山道に戻り、取立山を目指します。

大滝付近は、滑りやすい岩場となっているため、充分注意して進みましょう。

小さな滝もあり、景色を楽しめます。

しばらくは、渓流沿いの道を進みます。

徐々に、渓流から遠ざかっていきます。

しばらく進むと、視界に青空が現れます。

振り返ると、標高がかなり上がったことが分かる景色になってきます。

視界を遮るもののない、尾根沿いの道を進みます。左手にこつぶり山、右手に取立山が見えます。

さらに標高の上がった景色です。勝山市の街並みが広がります。

こつぶり山が近づいてきます。

振り返ると、歩いてきた登山道の映える絶景が広がります。

こつぶり山の直前では、階段が現れ、森の中に入ります。

標高1,264mの、こつぶり山に到着です。

こつぶり山からは、目的地の取立山が見えます。

こつぶり山の山頂には、広いスペースが広がっています。

ベンチなどの座る場所はないため、休憩する予定の場合、レジャーシートがあると便利です。

こつぶり山からは、白山のそびえ立つ姿が目の前に見えます。(白山は2013年5月撮影)

登山道に戻り、取立山を目指します。

しばらく進むと、水芭蕉の群生地を示す看板があります。

シーズンの5月頃には、約3,000株の水芭蕉が咲き誇ります。(2013年5月撮影)

さらに進むと、避難小屋があり、中にはトイレもあります。

避難小屋の入口を横切る道は、大長山に続く登山道ですが、立ち入り禁止となっています。

取立山へは、避難小屋の奥に続く道を進みます。

丸みを帯びた取立山が目の前です。

山頂に到着です。山頂の景色はこちら

取立山コース

基本情報

目的地(標高)駐車場(標高)駐車場からのコースタイム(高低差)
取立山(1,307m)登山口 約80台(866m)約1時間30分(441m)
トイレ危険箇所目的地のアンテナ(NTTドコモ)
なし特になし3/4
2024年9月時点

登山者は、比較的多い山となっています(他のコースから登る人もいます)

取立山は山岳地帯に属するため、里山(低山)における通常の装備に加え、天気予報が晴れであってもレインウェア(防水ジャンパーなど)があると安心です。

コース・景色

取立山コースは、看板を右に進みます。

しばらくは舗装されていない林道を進みます。

林道が終わり、森の中に入ります。

つづら折りの登山道を進みます。

たまに看板がありますが、かなり劣化しています。

つづら折りの登山道が終わり、山頂が近づいてきます。

少しずつ視界が開けてきます。

振り返ると、標高の上がった景色が広がり、勝山市の街並みが見えます。

山頂の手前に到着です。

山頂の景色

山頂を示す柱型の看板があります。また、座れる高さぐらいの岩もあるため、休憩できます。

山頂からは、白山のそびえ立つ絶景が広がります。(白山は2013年5月撮影)

南東方面には、大長山が見えます。

北側方面の遠くには、手取川ダムがあります。

三角点は、山頂から取立山コースの方へ少し移動したところにあります。

三角点のある場所からも、絶景が広がります。南側方面には経ヶ岳があり、西側方面には福井市の市街地までが見通せます。

最後に

ごみは持ち帰るなどのマナーを守り、安全に気を付けて登山を楽しみましょう。

山の最新の情報は、登山の投稿サイトなどで直前に確認しておくと安心です。