猫寺として親しまれている曹洞宗の寺院である御誕生寺(ごたんじょうじ)の境内には、約20匹の猫が一時的に保護されており、猫を人との懸け橋として、さまざまな縁を結んでいます。
2022年には、NHKの番組「ドキュメント72時間」でも紹介され、癒やしを求めたり自分を重ねたりする多くの人たちと猫との物語が放送されました。
基本情報
住所 | 電話番号 | 拝観 | 駐車場 | トイレ | 自動販売機 |
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越前市庄田町32-1-1 | 0778-43-6081 | 自由(夜間を除く) | 約50台 | あり | あり |
猫に対する決まり事
食事の時間
猫へ食事を与える時間は、年間を通して午前8時頃と午後3時30分頃の2回と決まっているため、この時間に合わせて訪問すると、たくさんの猫に出会うことができます。
触れ合いのルール
- 猫に直接触れたり、撫でたりしない(参拝者や猫の安全を守るため、触れ合いはあくまで自己責任というルール)
- 猫にエサをあげない(アレルギーや体重制限のある猫がいるため)
その他
- 猫の受け入れ(引き受け)は現在行っていないが、里親の募集は随時行っている
- 猫募金(猫の医療費に使用)に1,000円以上募金された人は、御印の品物がもらえる
- 車で訪問の際は、車付近や境内にいる猫に充分注意する(冬など寒い時期の場合、出発する前にボンネットをたたいて、猫が入り込んでいないか確認する)
施設
本堂
2019年に建立された本堂の前の仏像は、屋外のものとしては福井県内一の大きさとなっています。
猫が装飾された仏像や賽銭箱は珍しいため、まさに猫寺と言えます。
しあわせの鐘
いつでも自由につくことのできる鐘です。
トイレ
境内の一画に別棟として建っているため、住職の方へ特に声かけをせず使用できます。
休憩スペース
軒下などにベンチはありますが、猫が先に座っているかもしれませんので、譲り合ってお使いください。
御朱印・おみくじ
御朱印には、猫の描かれたものがあります。また、招き猫おみくじもあります。
最寄り駅(JR越前たけふ駅)からの行き方
車(レンタカー)
待ち時間を気にせず、最も手軽に移動できる手段は車(レンタカー)となります。ついでに、他の観光地や飲食店に寄ることも可能です。
越前たけふ駅の高架下に、レンタカーの店舗があります。移動時間は約5分となります。
タクシー
越前たけふ駅にはタクシー乗り場があるため、タクシーを使用するのも手段の1つです。越前たけふ駅からは約5分となります。
ただし、帰り(復路)をどうするかは考えておかなければなりません。
自転車(レンタサイクル)
越前たけふ駅の高架下にある、レンタカーの店舗で自転車のレンタルを行っています。越前たけふ駅からは約10分となります。
徒歩
越前たけふ駅からは、徒歩で約30分かかります。時間に余裕があり、散歩がてらであれば問題ありません。
最寄り駅(ハピラインふくい 武生駅)からの行き方
タクシー
武生駅にはタクシー乗り場があるため、タクシーを使用するのも手段の1つです。武生駅からは約10分となります。
ただし、帰り(復路)をどうするかは考えておかなければなりません。
公共交通機関(バス)
福井鉄道バス「入谷線」
福井鉄道バスの「入谷線」に乗車し、「大手」停留所にて下車します。武生駅からは約20分となります。停留所は御誕生寺を少し通り過ぎた場所(東側)にあり、お寺までは徒歩で約5分となります。
なお、運行は平日5往復、土曜・日曜・祝日3往復となっています。
市民バス「のろっさ」の「北日野ルート」
市民バス「のろっさ」の「北日野ルート」に乗車し、「大手町」停留所にて下車します。武生駅からは約38分となります。停留所は御誕生寺を通り過ぎた場所(東側)にあり、お寺までは徒歩で約8分となります。
なお、運行日は水曜と金曜日のみで1日2往復となっていますので、注意してください。
バスで訪問の際は、時刻表や滞在時間を充分にご確認ください。
徒歩
武生駅からは、徒歩で約1時間かかります。
幹線道路(県道201号線)からお寺までの行程
山の中にあるお寺であるため、幹線道路からは建物が見えません。
石碑や仏像の建っている道の方向に曲がります。この写真は、国道8号線(西側)から訪れた場合の、曲がり角の見え方です。
この写真は、国道8号線とは逆方面(東側)から訪れた場合の、曲がり角の見え方です。
石材店の横を通り、山の方向へ進みます。
御誕生寺と書かれた入口から奥に進みます。
駐車場
広い境内には、約50台の車が駐車できます。車付近や境内にいる猫には充分注意してください。